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のれんの歴史は遠く奈良時代に遡ります。平安時代になると、京都の商家などで既に店先にのれんがかけられていました。屋号や商標、又扱い商品に関するものをモチーフにした物を、店の顔として用いていました。又、店の商い上の信用、権利をも意味した言葉の使い方等、なかなか奥深いものがあります。1つの店からの独立を「のれん分け」と表したり、一枚の布に込められた歴史、伝統、地域性が今日までに永々と受け継がれています。
12世紀(鎌倉時代)には「源氏物語絵巻」に壁代、帳、几帳等、布による調度品が数多く登場し、室内におけるのれんの役割が進化したようです。
日本独自の文化であるのれんは、今のライフスタイルにおいても、決して無視することのできない機能性とインテリアとしての空間力を持ち、季節性の演出もしてくれる実に有難い逸品です。
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